タクシードライバーというと、「長時間ずっと運転している」というイメージを持っている人も多いと思います。
実際、隔日勤務は拘束時間が長いため、休憩の取り方はかなり重要です。
タクシーの隔日勤務とは?勤務時間や1日の流れを現役ドライバーが解説
ただ、実際にタクシードライバーとして働いてみると、休憩の取り方は人によって本当にさまざまです。
まとめてしっかり休む人もいれば、短い休憩を何回かに分ける人もいます。ただし、乗客を待つ「付け待ち」と、仕事から離れて自由に過ごせる「休憩」は分けて考える必要があります。
私自身も、休憩時間を毎回きっちり決めているわけではありません。
今回は、現役タクシードライバーの立場から、実際にどのように休憩を取っているのか、前の会社と今の会社の違いも含めて紹介します。
タクシードライバーの休憩時間は会社によって違う
タクシードライバーの休憩というと、どこの会社でも同じように取っていると思うかもしれません。
しかし、私が実際に2つの会社で働いてみて感じたのは、会社によって休憩のルールはかなり違うということです。
前の会社では「6時間に15分」という規定があった
以前働いていた会社では、「6時間勤務したら15分休憩を取る」という運用がありました。それ以外にも休憩を取っていました。
これは当時の勤務先で経験した運用の話であり、法律上必要な休憩時間を示すものではありません。労働基準法では、労働時間が6時間を超える場合は45分以上、8時間を超える場合は1時間以上の休憩が必要です。会社が定める休憩時間や取り方と、法律上の最低基準は区別して確認してください。
今の会社では合計3時間を比較的自由に取れる
現在働いている会社では、休憩時間は合計3時間です。
以前の会社との大きな違いは、休憩を取るタイミングの自由度です。
「何時から何時まで必ず休憩」という感じではなく、その日の営業状況や体調を見ながら、自分で休憩するタイミングを決めています。
私には今のスタイルの方が合っています。
実際の休憩の取り方は人それぞれ
同じ会社で働いていても、休憩の取り方はドライバーによって違います。
1時間くらいまとめて休む人もいれば、10分、15分と細かく休憩する人もいます。
私の場合も、その日によって違います。
眠くなったら無理せず休む
私が一番大事にしているのは、眠くなったら休むことです。
タクシーは長時間運転する仕事です。
売上が気になって「もう少し走ろう」と思うこともありますが、眠気を我慢しながら運転するのは危険です。
眠くなったと感じたら、車を止めて休むようにしています。
少し目を閉じるだけで楽になることもありますし、疲れているときにはある程度まとまって休むこともあります。
タバコを吸いたくなったら休憩することもある
私の場合、タバコを吸いたくなったタイミングも休憩のひとつです。
車を止めて、少し車外に出てタバコを吸う。
ほんの短い時間ですが、長時間運転していると、このちょっとした時間が気分転換になります。
そのため私は、「休憩は必ず何時に取る」というより、体調や気分、営業状況を見ながら小まめに取ることが多いです。
付け待ちと休憩は分けて考える
私の周りには、付け待ち中に体を休めているドライバーもいます。
ただし、乗客への対応などに備えて待機し、仕事から離れることが保障されていない時間は、労務上の「休憩」には当たりません。車を止めているだけで、自動的に休憩になるわけではないということです。
現場で見かける休み方と、必要な休憩時間を確保できているかどうかは、分けて考える必要があります。
私は必要な休憩を取ることが大切だと思う
私自身も、売上が気になることはあります。それでも、疲れや眠気を我慢して運転を続けることはできません。
タクシーは、お客様を安全に目的地までお送りする仕事です。売上だけでなく、自分の体調を見ながら必要な休憩を確保することが大切だと感じています。
タクシー会社を選ぶときは休憩ルールも確認しよう
これから転職する方には、給料や歩合率に加えて、休憩の取り方も確認してほしいと思います。
会社説明会や面接では、次の点を聞いてみてください。
- 1勤務の休憩時間は合計何時間ですか?
- 休憩を取る時間帯や場所は決まっていますか?
- 休憩中は配車や乗客への対応から離れられますか?
- 休憩時間はどのように記録・確認しますか?
会社選び全体の確認事項は、タクシー会社の選び方にもまとめています。
まとめ|タクシードライバーは休むことも大切
私の現在の勤務先では、休憩時間は合計3時間です。その日の営業状況や体調に合わせて、休むタイミングを調整しています。
ただし、付け待ちなどの営業上の待機と、仕事から離れる休憩は別です。会社のルールと法令を踏まえ、必要な休憩を確保することが大切です。
売上を上げることも大事ですが、安全に仕事を終えて無事に帰ることを優先したいと思います。



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