タクシードライバーへの転職を考えている人の中には、
「実際、1日どんな流れで働くの?」
「長時間勤務ってどのくらい大変?」
「休憩はちゃんと取れるの?」
と気になっている人も多いと思います。
私自身、未経験から東京でタクシードライバーになりました。
実際に働いてみると、タクシーの仕事はただ車を運転するだけではありません。出庫前の準備、営業中の判断、休憩の取り方、帰庫後の洗車や納金まで、1日の中にいろいろな流れがあります。
今回は、現役タクシードライバーである私の1日を、出庫から帰庫までリアルに紹介します。
会社や勤務形態によって細かい部分は違いますが、これからタクシー業界への転職を考えている方の参考になればと思います。
現役タクシードライバーの1日はこんな流れ
私の場合、勤務日は日中から翌朝にかけて働く隔日勤務です。大まかな流れは次のとおりです。
- 出勤し、点呼や車両の確認を行う
- 準備を終えて出庫する
- 日中から夜間にかけて、必要な休憩を取りながら営業する
- 翌朝に帰庫する
- 洗車・納金などの業務を終えて退勤する
帰庫後も業務があるため、営業所に戻った時刻が、そのまま勤務終了時刻になるわけではありません。
出勤前から長い勤務に備える
勤務日は、長い勤務に備えて営業所へ向かいます。
タクシーは長時間勤務になるため、出勤前の体調はかなり重要です。
寝不足や体調不良の状態で無理をすると、事故につながる可能性があります。
そのため、売上以上にまず大切なのは、安全に1日を終えることだと考えています。
営業所に到着したら点呼と車両チェック
営業所に着いたら、点呼や出庫前の準備を行います。
その日の車両を確認し、車内の状態や忘れ物、異常がないかをチェックします。
お客様を乗せる仕事なので、車内の清潔さも大切です。
私自身、車内清掃や身だしなみについては普段からかなり意識しています。
準備を終えて出庫する
点呼や車両の確認など、必要な準備を終えてから営業を開始します。
出庫した直後から売上を焦って追うことはありません。
タクシーは長丁場なので、最初から飛ばしすぎると後半がきつくなります。
私はその日の流れを見ながら、無線や配車アプリを中心に営業を始めることが多いです。
午前〜昼の営業
午前中は、通院や仕事、駅への移動など、さまざまな目的のお客様を乗せます。
タクシーの面白いところは、毎日同じ場所を走っていても、毎日まったく同じ営業にはならないところです。
行き先も、お客様も、交通状況も違います。
配車が続く日もあれば、少し落ち着く日もあります。
その日の流れを見ながら、無理なく営業を続けていきます。
夕方〜夜は一番集中する時間帯
夕方になると、仕事を終えた人や買い物帰りの人、食事や飲みに出かける人など、街の動きが一気に変わってきます。
この時間帯はタクシーの需要も増えやすいので、私も比較的集中して営業する時間です。
ただし、忙しくなるほど無理をしないことが大切です。
売上を追いすぎると、焦りや疲れが出てきます。
特に夜は交通量も多くなりやすいので、**「今日はどこまで売るか」よりも「安全に終えること」**を優先しています。
深夜帯の営業と休憩
深夜になると、昼間とはまた違った動きになります。
終電後の移動や、飲食店から帰宅するお客様などが増えてきます。
この時間帯はロングのお客様に出会うこともありますが、同時に疲れが出やすい時間でもあります。
深夜3時ごろにまとめて休むこともある
私は細かく休む日もありますが、深夜3時ごろにまとめて休憩を取ることがあります。
長時間勤務では、休憩の取り方がかなり重要です。
眠気が強い状態で無理に走っても、集中力が落ちて危険です。
そのため、眠いと感じたら無理をせず休みます。
休憩時間は会社によって違う
休憩のルールや取り方は、タクシー会社によって違います。
前に勤めていた会社と、今の会社でも休憩の考え方には違いがありました。
このあたりは、会社選びのときに意外と見落とされやすいポイントです。
給料や歩率だけでなく、実際にどんな働き方ができるのかも確認した方がいいと思います。
明け方〜帰庫まで
明け方になると、1日の終わりが見えてきます。
ここまで来ると、売上をもう少し伸ばしたい気持ちも出ますが、無理をしないようにしています。
最後まで安全に営業して、営業所に戻ります。
帰庫したら洗車・納金
営業所に戻ったら、その日の仕事が終わるわけではありません。
車内の確認、洗車、納金などを行います。
次に乗る人が気持ちよく使えるように、車をきれいな状態に戻します。
私は車内の清潔さをかなり大事にしています。
タクシーはお客様が乗る空間なので、運転だけでなく、こうした部分も仕事の一部です。
タクシードライバーの1日で大変なこと
一番大変なのは、やはり勤務時間が長いことです。
長時間運転するので、体力だけでなく集中力も必要です。
さらに、その日の交通状況や配車の入り方によって、忙しさも変わります。
毎日同じルートを走る仕事ではないので、思った通りにいかない日もあります。
ただ、その分、毎日違う景色や出来事がある仕事でもあります。
それでもタクシーを続ける理由
タクシーの仕事には大変な部分もありますが、私はこの働き方に魅力を感じています。
理由の一つは、自分でペースを作りやすいことです。
もちろん会社のルールはありますが、営業中の動き方や休憩の取り方には比較的自由があります。
また、勤務の合間に平日の時間が取れるので、役所や病院などにも行きやすいです。
頑張った分が売上に反映されるのも、この仕事の分かりやすい部分です。
未経験でタクシー転職を考えている人へ
タクシーの仕事は、外から見ると「ずっと運転していて大変そう」と感じるかもしれません。
実際に大変な部分はあります。
ただ、最初から何でもできる必要はありません。
私も未経験から始めました。
大切なのは、研修がしっかりしている会社を選ぶことと、無理をせず自分のペースを作ることです。
これからタクシーへの転職を考えている方は、給料だけでなく、会社の研修制度や働き方も確認してみてください。



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